虐待を減らすためにできること

連日、新聞やネットやテレビで虐待のニュースが伝えられています。虐待の数は統計が取られ始めてから、毎年右肩上がりで増えています。出生率が下がって、生まれてくる子どもの数は減っている一方で、増え続ける虐待数。

どうしたら虐待の数を減らすことができるんでしょうか。

虐待の数が減るということは、幸せな親子の数が増えるということ。

 

できそうなことを箇条書きで書いてみました。すでに実践しているだろうことも含めて、個人的ブレストです。

 

虐待を減らすためにできること

母親ができること

  • 孤独な育児にならないように社会とのつながりを持つ
  • くだらない話ができる友達を作る
  • 身近にどんな子育て支援サービスがあるのか知っておく
  • ひとりで抱えずに相談する勇気を持つ
  • 気分転換できる趣味など、何かを持っておく

 

父親ができること

  • 母親のメンタル面に気を配る
  • 母親に自由な時間を与える
  • 身近な子育て支援サービスを知っておく
  • 父親友達を作る

 

祖父母ができること

  • 娘夫婦、息子夫婦の子育てに関心を持つ
  • 孫育てのバックアップ
  • 子育ての相談機関を把握しておく

 

国ができること

  • 特別養子縁組制度の活性化
  • 里親制度の活性化
  • 虐待に関するデータベースの構築
  • 虐待などを担当する支援員への支援
  • 虐待などを担当する専門支援員の数を増やす
  • 子育て世代への税金控除
  • 負担の多い保育士や教員への支援
  • 子育て世代向けに特化した就業支援

 

行政ができること

  • 産後ケアに力を入れる
  • 母親(父親)の心のケアをサポートする
  • 定期健診で疑わしいケースを逃さない
  • 疑わしいケースには積極的に介入する
  • 地域の民生委員・児童委員と母親とがつながる機会を作る
  • 末端家庭まで子育ての情報が届くような仕組みづくり
  • DV関連機関と子育て機関の情報共有と連携
  • 専門スタッフの言葉によって母親(父親)が傷つけられるケースを減らす
  • リアルタイムでのネット相談システムの構築

 

地域ができること

  • 地域行事に参加して、近所のことを知る
  • 近所の子どもたちに関心を持つ
  • 近所の子どもたちと顔見知りになる
  • 年齢を問わない地域のたまり場をつくる

 

企業ができること

  • 子育て世代の長時間労働を減らす
  • 賃金を上げる
  • イクボスの育成
  • 子育てを応援する雰囲気の醸成
  • 企業トップの子育て家庭体験

 

保育園や学校ができること

  • 母親父親の相談にのる
  • 疑わしいケースを見逃さずに積極的に介入する
  • 親同士のつながりができるようバックアップする

 

ひとりひとりができること

  • 選挙で子育て支援や児童福祉に力を入れている人に票を入れる
  • 子ども連れがいたら話しかけてみる
  • 「子連れは迷惑」という雰囲気を出さない
  • 困っている子連れを助ける
  • 寛容な社会を作る一員となる

 

 

あと何があるだろう。ざざっと書いたので、漏れている視点がいろいろあると思います。気がついたらまた付け足していきます。

この記事を書いた人

kosodate-kojo