三つ子の一人を死なせてしまった母親が実刑判決を受けた件で

子育て向上通信
三つ子の育児、背負い込んだ母 泣く子を投げ落とした夜:朝日新聞デジタル
 生後11カ月の三つ子の次男を床にたたきつけて死なせたとして、傷害致死の罪に問われた愛知県豊田市の元派遣社員、松下園理被告(30)に対する裁判員裁判の判決が15日、名古屋地裁岡崎支部であった。野村充裁…

この事件をご存知でしょうか。

 

三つ子虐待事件の母親を追い詰めた「男社会」の限界
三つ子の母親が生後11カ月の次男を床にたたきつけ死亡させた事件で、実刑判決が下された。この痛ましい事件で強く感じたのは、「日本という国のあり方」、さらには「私たちのあり方」を、一度立ち止まって考えてみるべきなのではないか――ということだ。

日経ビジネスには詳しく掲載されています。

 

11ヶ月の三つ子をほぼひとりで育児していた母親が、極度の睡眠不足と育児ストレスからうつ状態になり、衝動的に一人の子どもに力を加えてしまい、死なせてしまった事件です。

名古屋地裁の判決で、懲役3年6ヶ月の実刑が下されました。

不妊治療の末に授かった赤ちゃんたちだったそうです。

記事を読む限り、実家や夫はあまり育児に協力できず、母親一人が抱えていた様子。事件が起こったのは、夫が夜勤のときだったとのこと。

 

20年前に初めての育児で苦しんだ自分を思い出します。

そのとき、私の子どもはたった一人です。たった一人の子どもの世話でも、泣き止まない状態に次第に追い詰められた気分になり、出口が見えなくなったことがありました。

 

被告人となった母親は一度に3人の育児です。周囲の助けがほとんど得られない中、たった一人で。

ワンオペで11ヶ月の赤ちゃん3人を育児すること。

睡眠時間はほとんど取れていなかったことでしょう。

想像を絶します。

 

本当にね、子育てにほとんど関わったことのない政治家のおじさんたちに、1ヶ月でいいから乳児ワンオペ育児留学をしてほしい。1ヶ月持つ人がどれだけいるのか見てみたいよ。

育児をほとんど妻に丸投げして、育児の実態を知らないまま、「女性に子どもを産んでもらわないと」なんて、どの口が言うんだよ。

 

 

現在、一般社団法人日本多胎協会では、母親の減刑を求める嘆願書の協力を呼びかけています。

三つ子の次男が亡くなった愛知県豊田市の事件判決に対する嘆願書について | JAMBA|一般社団法人 日本多胎支援協会
日本多胎支援協会は、日本中どこでも多胎児を安心して産み育てることができる社会の実現をめざして、保健,医療,福祉,保育・教育,子育て支援,行政など、地域の様々な社会資源と連携し、より幅広くきめ細やかな活動をしながら、多胎支援の輪を広げていきます。

 

子育て向上委員会は一般社団法人日本多胎協会の嘆願書に賛同します。